がんの三大療法と代替療法の検討
がんを治すための治療法としては手術療法、化学療法、放射線療法の三大療法があります。
手術療法はがんのある部分を手術で摘出します。
化学療法はいわゆる抗がん剤です。点滴や注射、内服薬でがんの発生を押さえたりがんを死滅させたりします。
放射線療法は放射線をあててその部分のがん細胞を死滅させます。
参考リンク
がんの三大療法 | がんを治療する | がんを学ぶ
ただし、癌が進行して一箇所だけでなく全身の何箇所にも転移してしまっていると、この三大療法だけではがんの発生を抑えることができないことが多々あります。
また抗がん剤や放射線治療は副作用も強いため患者の負担が大きく治療を断念せざるを得ない、あるいは副作用を抑えるために何かしたいと考えた時に上記の三大療法以外の手段である代替療法を検討する必要が出てきます。
医師にあとはもう完全に治す手段はないと言われてしまった場合には、この三大療法で取り得る手段では多少の延命は可能であっても治る可能性はないのです。
しかし、現実にはもう治らないという段階まで行ってしまってもそこから癌が消失したり想定されたよりもはるかに長く再発をおさえていたり、癌があるまま長く生きているという人も現実には存在します。打つ手が無いと言われてしまった以上、この三大療法以外で取りうるあらゆる手を考えて母の癌を治したいと家族みんなで必死に闘っています。
以下、色々調べて発見した様々な代替療法を簡単にまとめていきます。
癌の代替療法まとめ
まず前提として認識しておく必要があるのは、がんの性質も患者の体もそれぞれなので、誰にでも効くというものは存在しないということです。
その上でまずは食事を改め、自分で良いと思うものを取捨選択して試していくしか無いと思います。
病院での受診が必要なもの
丸山ワクチン
免疫療法の一種。1964年に使用が開始されて以来二度厚生省に承認申請をしているものの不承認となっています。丸山ワクチンが承認されなかった理由については陰謀論などもありますが、あまり信ぴょう性がないように思います。調べていると色々情報がありすぎて何を信じていいかわからなくなりそうです。
副作用はないとされています。利用する場合は有償治験薬として薬代を払い治験を行うという形になります。医師はその経過を記載する必要がありますが、丸山ワクチンの利用を歓迎しない病院も多いので、利用したい場合は丸山ワクチンの利用に積極的な病院をまず探すほうが良さそうです。
母の知人などにも丸山ワクチンが効いたという人もあり、ネットの評判などを合わせてみても”絶対に効かない”とは言い切れない印象です。抗がん剤がひどい副作用を伴ったあげくに効果があるのが10%程度しかないことを考えると、たとえ効かなかったとしてもそれほど高くないしやってみてもいいのではと思うのですが。癌研有明病院では取り扱ってくれませんでした。
ちなみにアンサー20という放射線治療に伴う白血球数減少を抑える薬がゼリア新薬から販売されていますが、これは丸山ワクチンの一種で放射線治療中であれば利用が可能で保険適用になります。
参考リンク
※色々見すぎて適当な場所をピックアップしそびれました。
ハイパーサーミア
温熱療法。抗がん剤や放射線治療と併用することで、その効果を高める。
副作用はないと言われているが、ひりつくような熱さを感じて既定の時間できない人もいるようなので合わなければ無理せずすぐに中断するほうが良いようです。
参考リンク
ハイパーサーミア(温熱療法) | がん治療について | 医療法人 佐田厚生会 佐田病院(福岡)
温熱療法について|もとヤーンの肺がんが消えちゃった ブログ・・・効果があった人の話。ハイパーサーミアについての説明。
スキルス胃癌・ハイパーサーミア・・・合わなかった人の話。
サプリメント
ブロリコ
ブロッコリーから抽出される自然免疫力を上げる成分。
医薬品ではなく食品の範疇になるため副作用はない模様です。ただし、ブロッコリーにアレルギー体質のある人もいるので注意。また飲み方の注意をよく読んで服用しましょう。
参考リンク
ブロリコ ブロリコの効果など詳しく載っています。
びわの種
びわの種にはアミグダリン(ビタミンB17)という抗がん作用のある成分が含まれています。がん細胞が正常細胞よりも約16倍も糖を取り込む特性を利用して、糖とともにアミグダリンを、がん細胞により多く取り込ませます。
ただし素人がよく知らずに経口投与するのは危ないようです。
びわの種には2%ものアミグダリン(青酸配糖体)が含まれ、経口投与で体内に吸収されるとシアン化水素という猛毒の物質に変わるので、加工の過程でアミグダリンが充分に除去されていないと、危険であるということです。
参考リンク
ベンフォチアミン:ビオトーワ
ビタミンB1誘導体。
がんの特効薬は発見済みだ!によると、極端な末期のがんでなければがんの発生を抑える効果があるらしいです。(私は本は読んでません)
参考リンク
ベンフォチアミン:ビオトーワ 薬の成分についての解説
ビオタミン ビオトーワと商品名がついてるベンフォチアミンがなぜ癌に有効なのか 飛んで/ウェブリブログ
漢方
西洋医学的な手法だと上述した三大療法のように癌があったらそれを撃退するというような局所的な処置を行います。しかし、進行がんのように全身を癌が蝕んでいる場合にはこの局所的な方法では手のほどこしようがありません。漢方=中国の医術では人間の体の全身状態を見て、体全体を良くするために薬を処方します。
漢方の効能は近年見直され、大きな病院でも専門の科が新設されたりもしています。漢方の利用も検討していきたいところです。
温熱療法
びわの葉温灸
びわの葉を使って行うお灸による温熱療法。びわの種よりアミグダリンは減りますが、安全性なども考えるとこちらの方が手を出しやすいかもしれません。
参考リンク
ビワの葉温灸療法を始めて1ヶ月 | 癌(がん)と闘う家族のブログ
参考リンク
漢方サポート科とは|漢方サポート科|がん研有明病院 がん研有明病院にも漢方サポート科がありました。
東洋医学科 | 神奈川県立がんセンター 西洋医学治療の補助として漢方薬を処方
東洋医学的ガンの対策 がん発生の原因や治療法など
まだよく調べられていないもの
名前だけは目にしてまだ調べられていないものです。後日調べたら更新するかもしれません。
ゲルソン療法
食事療法
ハスミワクチン
丸山ワクチンと並列で何度か見かけましたがまだ調べてません。