56歳 胃がんと闘う母の記録

胃がんで胃を全摘出した母の闘病記

結局がんを治すってどういうことなの? がん治療のための3つのポイント

がんの治療をしようとネットで調べていると、良いと言われている治療法や食事、サプリメントなどたくさんの情報が出てきます。

良いと言われるものが多すぎて何をやったらいいのかわからないよ!

片っ端からやってみてるけど効果がイマイチ・・・

こんな人も多いのではないでしょうか?

 

結局のところがんを治すってどういうことなの?

 

その答えはたった3つのポイントに集約されます。

  1. 心と身体を解毒する
  2. 身体の血流を良くする
  3. 心の中にある余分なものを捨てる

内容的には言ってしまえば1がすべて。2と3は1を少しわかりやすくするためのキーワードです。

どういうことなのかもう少し詳しく説明しましょう。

 

1.心と身体を解毒する

玄米菜食や食品添加物を取らないなどがん治療に良いとされる食事を見ていくと、最近流行りのデトックスとほぼ内容が共通であることに気づきます。

デトックスとは解毒のことです。

身体の中に毒素が溜まることによりがんができ、一旦大きくなって勢いづくと全身に拡がっていきます。

また、心の中に思考が溜まりすぎて洗い流しきれなくなるのもがんが拡がる原因になります。

  • いつも頭をせわしなく動かしてぼーっとする時間がない
  • いつも決まってイライラしてしまう出来事がある
  • 意識しなくても何度も思い出してしまう過去の出来事がある

こういう状態は心が解毒を必要としているサインです。

毒と言ってしまうとちょっと怖いですが心の中に滞っているものがたくさんある状態です。

身体も心も川のように流れ、古いものは捨て新しいものに切り替わっていくのが理想的な状態です。

 

2.身体の血流を良くする

血液サラサラというのも最近よく聞く単語ですよね。

血液というのは酸素や栄養素を体中隅々まで運搬する役割を持っています。

この血液がドロドロになってしまうと酸素や栄養素が身体に行き渡らないということになります。

  • 甘いものや揚げ物、ジャンクフードが好きで太っている
  • 寝ても疲労が回復しないでいつも疲れている感じがある
  • 慢性的な肩こりや腰痛、偏頭痛がある

こういう状態は血液循環が悪くなっているサインです。

勉強や仕事などで頭脳労働をしたときに頭がつかれた感じを経験したことがある人も多いと思いますが、実は脳には疲れというのはありません。

人は血液循環が悪くなることで疲労を感じるのです。

 

がん細胞には血液をドロドロにする作用があり、がんの末期になると合併症で血栓を起こす場合が多くあります。

免疫力を上げる食べ物を食べたり免疫細胞療法を行ったりしても、血液がドロドロで流れが悪くなっていれば免疫細胞もがん細胞に対して効果を発揮することができません。

自己免疫力を100%発揮するためにも血流を良くすることがまず重要です。

 

3.心の中にある余分なものを捨てる

都市に住み、情報が反乱する中いつも何かを考え何かに追われているような生活の現代人は意識しなければなかなか頭の中を空っぽにするということができません。

あれもやらなくちゃこれもやらなくちゃ

いつもそんな状態じゃありませんか?

全部やめちゃいましょう

これを機に。

がんになっちゃったから治療に専念する

そんな風にがんという病気をうまく使ったらいいと思います。

 

自分が死んでしまったら自分が今やっていることは誰がどうやるんだろう?

ためしにそう考えてみましょう。

もう今すぐ死んでしまったら、それこそ仕事の引き継ぎなんかもできないわけです。

やらなきゃと思ったことはやらない

それで自分の中から全部捨ててみて、どうしてもやりたいなって思うことだけをやればいいと思います。

病院だって行きたくなければ行かなくてたっていいです。

やらなきゃ(must)ではなくやりたい(want)で生きましょう!

 

どうしてもイライラしてしまう出来事とかどうしても消し去れないつらい記憶があったりする場合、自分では解決が難しいこともあります。そういうときには誰か身近な人やカウンセラー、セラピストなど専門家に相談してみてもいいと思います。

困ったときは人に助けてもらいましょう。

過去に起こった出来事でも自分の解釈が変われば心の中に滞ることなく流れていくようになります。

力を抜いて楽に生きられるようになりましょう。

そういう風に生きられたら、自然と免疫力は上がります。

免疫力を上げる食べ物とかも色々あってそれを取るのももちろんいいですが、良い精神状態でいるときの自己治癒力の高さはそれを圧倒します

 

がんになってしまったということは

がんになってしまった人に言いたいことがあります。

それは

疲れちゃったんだね、おつかれさん

ということです。

心が疲れたのか身体が疲れたのかは人それぞれだと思いますが、とにかく疲れががん細胞という形で身体に出てしまったということです。

 

がんを治すということは良く生きるということです。

それも誰かのためではなく自分自身のためにです。

 

今までよりもずっと気持ちよく生きられるようになったと思ったら、きっとあなたの中のがんは消えているでしょう。

がんを治したらやりたいことをできるではないのです。

楽しく生きてたらがんが治っちゃった!

となるのです。

 

これに気づいたら、がんになったことを機にあなたの人生はより素晴らしいものになるでしょう。

がんになったあなたに幸運を!