発酵食品を毎日摂って免疫力を高める
胃全摘出後、退院してから約1ヶ月が経過しました。
食べた後の腹痛はだいぶ起こりにくくなってきたようです。
母によると、
- うどんのようなやわらかいものでも速く食べるとお腹が痛くなる
- 固めの肉などでもゆっくり時間をかけて食べれば大丈夫
- きのこは少量なら食べられるけどまだ難しい
- 貝類は無理
とのことでした。きのこも本当は毎日摂りたい食品ですが、まだ無理そうです。
体に良い食品には色々ありますが、大事なのは毎日食べやすいことではないかと思います。調理が面倒だったり値段が高かったりして続けられないのでは意味がありません。
免疫力アップが期待できて毎日食べやすいものを調べていたら、これがなんとことごとく発酵食品でした。
発酵食品とは
発酵食品の解説をしてるサイトに良い説明がありました。
発酵食品とは、カビや酵母などの微生物の働きを利用したもので、身体の免疫力を高めるといわれており、私達の健康維持のためには欠かせないものとなっています。この発酵食品には、有名なところで、ヨーグルト、チーズ、納豆、キムチ、醤油、味噌などがあります。
腸内環境正常化
近頃腸内フローラという言葉が話題になっています。
人の腸内には3万種類、1000兆個もの腸内菌と呼ばれる最近が生息しています。腸内菌には人の体に有用に働く善玉菌と、悪く働く悪玉菌があります。腸内菌のバランスが善玉菌優位で保たれていると免疫力が上がり体調を崩しにくくなります。
腸内菌が良いバランスで保たれている人の腸の様子を見ると細菌類がお花畑のようなきれいな模様を描いています。フローラとは花畑のことで、腸内フローラがきれいな人は免疫系の細胞が活性化し病原菌や癌のような悪い細胞、体にとっての異物を戦う力が強いということです。
毎日食べやすい発酵食品とその効能
ヨーグルトなどの発酵食品は腸内環境を整え、免疫力を高めてくれます。また発酵食品にはその他にも様々な重要な栄養素がたくさん含まれています。
手軽に食べられる発酵食品の主な栄養素を調べてみました。
納豆(1パックあたり)
たんぱく質(7.4g):筋肉や臓器を作る
ビタミンB6(0.11mg):免疫機能を健全に保つ
カリウム(300mg):血圧を下げ、筋肉や心筋の活動を正常化する
マグネシウム(45mg):エネルギーの代謝をたすけ動脈硬化を防ぐ
鉄分(1.5mg):鉄欠乏によるめまいや立ちくらみを防ぐ
食物繊維(3.0mg):腸の健康を保ち便秘を防ぐ
ビタミンE(0.5mg):コレステロールを減らし血行を良くする
カルシウム(0.8mg):イライラを防ぎ骨や歯の形成を助ける
豆腐(絹ごし豆腐200gあたり)
たんぱく質(9.8g)、カルシウム(87mg)、ビタミンE(0.67mg)、マグネシウム(88mg)、鉄分(1.5mg)、カリウム(300mg)
味噌(味噌汁の場合)
ビタミンB12:神経の修復をする。造血作用
酵素:消化を助ける
味噌の栄養については栄養素を並べるだけでは説明しきれない効果がありましたのでこれについてはまたそのうち別記事にしようと思います。
ヨーグルト(小鉢1杯分120gあたり)
たんぱく質(4.32g)、ビタミンB2(0.17mg)、カルシウム(144mg)など
またヨーグルトは善玉菌であるビフィズス菌が取れるのが魅力的ですね。
出典:ヨーグルト - カロリー計算/栄養成分 | カロリーSlism
チーズ(明治ボーノチーズモッツァレラ1本あたり)
私はナチュラルチーズは好きなんですがプロセスチーズがどうも苦手です。毎日シュレッドチーズをパンに載せてトーストにしていますが、そのまま食べるならボーノチーズが好きなので母にもおすすめしてみました。
たんぱく質(2.65g)、ナトリウム(59g)、カルシウム(68mg)
参考:明治北海道十勝ボーノ切り出し生チーズ モッツァレラ 4本入 40g|商品情報|株式会社 明治
その他にも栄養素は書き出しづらいですが以下の食品も毎日取りやすそうです。
- ぬか漬け
- キムチ
- みりん
- 酢
- かつお節
調べてみると発酵食品てすごく色々あるのですね。
こちらも参考になります。