56歳 胃がんと闘う母の記録

胃がんで胃を全摘出した母の闘病記

がんに効くサプリメントとがん患者の食事と栄養摂取について

がんという診断をされ、手術や抗がん剤などの治療を受けられた方なら癌を再発、転移させないためにどのような手段があるかというのはおそらくほとんどの方が考えられることだと思います。

 

母の癌も進行がんなので私たちもがんに有用な「何か」がないか色々調べまわりましたが、確実に「これ」といったものは残念ながらないのです。

抗がん剤でさえ約10%の人にしか効果がないのです。

 

様々な記事など読んだ末、やはりいくら地道でも食事療法は行わなければならないということは結論として言えると思いました。

 

人間の体を形成している細胞は日々生まれ変わっています。

毎日同じように見える体もすべては作り変えられた結果の産物です。

そして人の体を形作る元となるのは食事です。

 

病院に行き手術を受けたり薬を飲んだりするのと違い、食事療法は結果が見えづらい割には良い食事を取るというのは毎日手間がかかるため実行し、それを継続するのは大変です。しかし胃の全摘後に母が努力して食事などを整えた結果、抗がん剤の副作用で免疫系の数値が一旦下がったにも関わらず4ヶ月後にはまた上がりだしたのです。

自分の食べたものの結果が自分の体に現れる、自分の体は嘘をつかないということを母の検査結果は物語っていました。

※検査結果を母がエクセルでグラフにしたものがあるのですが手元にないのでまたいずれ。

 

がん患者を死に至らしめるのはがん細胞そのものではなく、がん細胞ができたことにより起こる多臓器不全などでです。

そして抗がん剤の副作用による免疫力の低下や食欲不振などはがんの再発や他の合併症を引き起こすリスクを高めています

 

がん細胞と戦うのは他ならぬ自分自身の体で、自己の免疫力を高めることが再発防止につながります。

 

まずは栄養バランスの良い食事で自分の体を作ること。

そして足りない部分をサプリメントで補うこと。

 

これが重要だと思います。 

結論を言うと当たり前すぎるのですが、藁をも掴む思いで治療法を探していると特定のサプリなどに頼りたい気持ちも出てきてしまいます。

しかし、サプリメントであっても副作用のあるものもあります

手術の前後や抗がん剤と併用してはならないものなどもあります。

特定のサプリの大量摂取などは危険なものもあるようなのでどうか気をつけてください。そのサプリの効能だけでなく副作用もよく調べてください。

 

抗がん剤放射線治療のマイナス面ばかりを強調して代替療法の良さばかりを主張するのも、代替療法をすべて眉唾として医師の言うことに従っていれば良いというのもどちらも違うのではないかと思います。

がんに特効薬がなく、人によってそれぞれ体の組成も違えば症状も異なる以上、効果がある可能性のあるものは試すとしかやりようがないと考えています。

 

以下の記事は論理的で有用な内容がまとまっていると思いますので、ぜひ全文読まれると良いと思います。

抗がんサプリメントの正しい選び方、使い方

抗がんサプリメントの正しい選び方、使い方【抗がんサプリメントの正しい使い方】